乾式ハウジング継手

乾式・湿式配管対応

乾式固定式カップリングGKS

固定式カップリング 005H

可とう式カップリング/75

乾式 90°ショートエルボ/001

乾式 45°ショートエルボNo.11

乾式 異径チー/No.25

乾式 レジューサー/No.50

乾式 メカニカルチー(ねじ)/920J

乾式 メカニカルチー(グルーブ) 920J G

乾式 キャップ

乾式 フランジアダプター

乾式配管について

情報整理するため纏めています。内容等は加筆修正していく予定です。よろしくお願いします。

消防設備六法(以下「設備六法」という。)は消防・防災法令集である。内容は「一般財団法人 日本消防設備安全センター」が編集及び監修を行なっている。

その中で最初に「乾式」という文字が出てくるのは「消防法施行規則(13条の2)」に閉鎖型スプリンクラーヘッドに関する項目において、「乾式又は予作動式の…」という文言が登場する。では「乾式」の定義とはなんだろうか。ページ数が多いため、テキスト化した設備六法を全文検索したが「乾式」の定義は見つからなかった。

「流水検知装置の技術上の規格を定める省令」の項に「用語の意義」として乾式流水検知装置の用語の意義が定めれられていたが、やはり設備六法には「乾式」については特に定義されていなかった。

では、「乾式」とはどういう状態の配管を指すのだろうか。その名から推測されるように空っぽの管であろうが、具体的にどの配管を指すかのか?いくつか次に列挙する。

1.連結送水管
2.連結散水管
3.予作動式流水検知装置の二次側
4.一斉開放弁の二次側
5.乾式スプリンクラー


上記の配管は空配管のように見えるが、上記5つ全てに乾式配管への乾式ハウジング継手の適用は問題ないのだろうか。

「スプリンクラー設備に関する設備の細目」消防法施工規則14条の10項によると、乾式配管への防食処理が定められている。対象箇所以下のとおり。

イ「乾式又は予作動式の流水検知装置及び一斉開放弁の二次側配管のうち金属製のものには亜鉛メッキ等の防食処理を施すこと」とされている。

ではなぜ、防食処理が必要なのか。

「空気と水の相互作用による消火配管内部での腐食」に係る原子力規制庁の対応方針について(案)では下記のような原因が記されている。

「満水あるいは完全に乾燥した配管系では腐食しにくいが、部分的に水が充填された配管系では腐食が生じやすい。特に予作動式では、適切に設計された場合でも、試験等で水の出入りが繰り返されると腐食しやすくなる。」

上記のイでは亜鉛メッキ「等」の防食と書かれている。防食処理を限定しておらず、ドブだけではないため、その他として考えられるものにステンレス、クロームメッキ、エポキシあるいは一時防錆塗装などが考えられる。設備六法には「防食」と「防錆」を区別している様であるが違いについては改めて。

乾式配管で問題にされる課題
1.防食(亜鉛メッキ等)
2.耐熱処理(ハウジング継手の場合)
3.配管内の水を有効に排出できる措置

上記1について、乾式ハウジングはドブでボルトナットはユニクロ処理の継カップリング販売しているメーカーがあるとの事。乾式にドブメッキを使用する場合ボルトナットもドブあるいは同等性能の防食を施したものを使用を検討したい。


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