乾式配管について

情報整理するため纏めています。内容等は加筆修正していく予定です。よろしくお願いします。

消防設備六法(以下「設備六法」という。)は消防・防災法令集である。内容は「一般財団法人 日本消防設備安全センター」が編集及び監修を行なっている。

その中で最初に「乾式」という文字が出てくるのは「消防法施行規則(13条の2)」に閉鎖型スプリンクラーヘッドに関する項目において、「乾式又は予作動式の…」という文言が登場する。では「乾式」の定義とはなんだろうか。ページ数が多いため、テキスト化した設備六法を全文検索したが「乾式」の定義は見つからなかった。

「流水検知装置の技術上の規格を定める省令」の項に「用語の意義」として乾式流水検知装置の用語の意義が定めれられていたが、やはり設備六法には「乾式」については特に定義されていなかった。

では、「乾式」とはどういう状態の配管を指すのだろうか。その名から推測されるように空っぽの管であろうが、具体的にどの配管を指すかのか?いくつか次に列挙する。

1.連結送水管
2.連結散水管
3.予作動式流水検知装置の二次側
4.一斉開放弁の二次側
5.乾式スプリンクラー


上記の配管は空配管のように見えるが、上記5つ全てに乾式配管への乾式ハウジング継手の適用は問題ないのだろうか。

「スプリンクラー設備に関する設備の細目」消防法施工規則14条の10項によると、乾式配管への防食処理が定められている。対象箇所以下のとおり。

イ「乾式又は予作動式の流水検知装置及び一斉開放弁の二次側配管のうち金属製のものには亜鉛メッキ等の防食処理を施すこと」とされている。

ではなぜ、防食処理が必要なのか。

「空気と水の相互作用による消火配管内部での腐食」に係る原子力規制庁の対応方針について(案)では下記のような原因が記されている。

「満水あるいは完全に乾燥した配管系では腐食しにくいが、部分的に水が充填された配管系では腐食が生じやすい。特に予作動式では、適切に設計された場合でも、試験等で水の出入りが繰り返されると腐食しやすくなる。」

上記のイでは亜鉛メッキ「等」の防食と書かれている。防食処理を限定しておらず、ドブだけではないため、その他として考えられるものにステンレス、クロームメッキ、エポキシあるいは一時防錆塗装などが考えられる。設備六法には「防食」と「防錆」を区別している様であるが違いについては改めて。

乾式配管で問題にされる課題
1.防食(亜鉛メッキ等)
2.耐熱処理(ハウジング継手の場合)
3.配管内の水を有効に排出できる措置

上記1について、乾式ハウジングはドブでボルトナットはユニクロ処理の継カップリング販売しているメーカーがあるとの事。乾式にドブメッキを使用する場合ボルトナットもドブあるいは同等性能の防食を施したものを使用を検討したい。


ーーー作成中です。随時更新予定。ーーーー

乾式対応ハウジング継手のご案内

表題のとおり、乾式配管へのお問い合わせが増えておりますので、
ご案させていただきます。

乾式配管への”防蝕”処理は下記の通り消防法施行規則14条に定められております。

イ「乾式又は予作動式の流水検知装置及び一斉開放弁の二次側配管のうち金属製のものには亜鉛メッキ等による防食処理を施すこと」

上記のことから、ハウジング本体とボルトナットは溶融亜鉛メッキにて”防蝕”処理をしております。一時防錆塗装品も防食処理品です。

また告示31号に定める「気密試験(乾式又は予作動式流水検知装置の二次側に用いる管継ぎ手)」にも合格しております。
消火配管用グルービング継手にお使いいただけます。

消防安全センター認定書、露出部分への設置する場合の付帯条件等の仕様詳細は弊社までお問い合わせください。

本製品はFM/UL認証品です。米軍基地施設等のお引き合いもお待ちしております。

海外認証

湿式・乾式配管対応

固定式カップリング

湿式・乾式固定式カップリング

可とう式カップリング

メカニカルチーズ(ねじ込み式)

メカニカルチーズ(グルーブ式)

45°エルボー

90°ショート・エルボー 
凸 ショート・チーズ凸

異径チーズ、レジューサー

ホールソーマシン(分岐用枝管の取り出しに)

GroovingTech Hole Cutting Machine

 GTJK150J

製品概要

■メカニカルチーズの分岐用■
■溶接サドル穴あけ用■

■製品仕様

・適合管種:炭素鋼鋼管

・バイス能力
φ32-φ300A

・穴あけ能力φ6φ152mm

・回転速度:110rpm

・寸法:303340305mm

・重量
20KG

・過電流防止機能

AC100V 50/60Hz

ハウジング継手250Aまでの既設管のグルービング改修工事

ロールグルーバー MRG250

管端改修くん

製品概要

・加工能力:32A-200A,(250A,300A条件により可)
・標準付属品では50A-150Aまで可能

・加工方式:
1.手動式(ラチェットレンチ、既設管の改修は手動)、
2.電動式(ねじ切り機と接続時、電動グルーブ加工可能。)

・肉厚は最大で7.2mm(SCH40相当)
・重量わずか10.5KG

更新情報
V3.3:アタッチメントバーREX N・F80へ対応
V3.0:ローラーハウジング摩耗に対応
v2.8:200A以上のシール面に関する不具合修正
V2.5:上ローラベアリングに関する問題修正
v2.2:ローラー取り外しに関する問題修正
v1.5:上ローラーハウジング形状手直し

手動式グルービング既設管改修の様子

既設管にグルービング加工しています。標準ローラーでは50A-150Aまで手動のロールグルーブで作れます。

管端改修くん X GT PowerDrive

管端改修くん+GT POWER DRIVE

GT Power Driveとの接続すると上記のように既設管の改修の用途意外でも加工可能です。お問い合わせください。

管端改修くん X REX80系パイプマシン

写真は管端改修くんPRO

お手持ちのねじ切り機(REX 80系パイプマシン)と接続してのグルービング加工可能です。上記のように既設管の改修の用途意外でも加工可能です。お問い合わせください。

製品施工寸法

Thanks to T.K who is one of the people I respect the most.